超ミニマル主義 四角大輔 著
図書館で予約して、半年以上前から待ち続け、ようやく読むことができました。約400ページに渡る分厚い本ですが、興味深い内容が多過ぎて、半日で読破しました。
通常のミニマリスト本であれば、本書でいう「エッセンシャル 装備とモノの軽量化 / 情報とワークスペースの軽量化」がメインテーマだと思います。一方で本書は、「ベーシックスキル スケジュールの軽量化 / タスクの軽量化」と「アドバンススキル / 思考と習慣の軽量化」まで踏み込んだ内容となっています。生活・仕事・思考のすべてをミニマルにしようとする究極のミニマリスト本だと感じました。
個人的に為になったのは、「25分間の超集中+5分休憩」に、タスクの重要度で取り組む順番を構成するもの。初めは、ウォームアップで軽いタスクを、次にメインワークで重めのタスクを、最後にまた、クールダウンで軽みのタスクをするといいとのこと。私の場合、集中していると、つい25分間を超えてやり続けるものの、途中で集中力が切れて、次に移るまでに休み過ぎたりして余計な時間を要していました。普段の仕事もこうして戦略的に取り組むと、ある種のスポーツのようで達成感をえられそうです。
また、「メモ術」の内容も有益でした。四角さんが、ヒットメーカーになる上で、1番役に立ったスキルは何か」と問われたら、「メモを取り、整理し、活用すること」と答えると言われていますが、とても同感しました。私も、「メモ→分類→活用」をよくしていますが、四隅さんの言う「メモとは忘れるために取るもの」であり、「今を生きることに集中できる」の考えを知って、自分のやってきた事の意味付けができたことが良かったです。
あとがき部分で、「超ミニマル主義」8ヶ条をまとめられています。すべてメモで残したのですが、中でも、ミニマルに生きるために必要な、
・最も大切なことに集中するために、他のすべてを手放す
ことと、時間管理の目的として、
・時間に極端なメリハリをつけて初めて、人生は豊かになる
さらには、仕事と遊びに区別をつけないとする、
・仕事は究極の遊びであり、働き方は生き方である
の3つが心に残りました。
本書は、持ち物少なく身軽にしようといった内容を超えて、幸せに生きるためのバイブルだと思います。とても良い本を読ませていただきました。生活に取り入れて、豊かさを感じていきたいと思います。
