2024-01-01から1年間の記事一覧
「あした死んでもいい30分片づけ【完本】すっきり!幸せ簡単片づけ術」 ごんおばちゃま著(お片づけ大人気ブログ『ごんおばちゃまの暮らし方』主宰) 大掃除の時期が近づき、やる気を出すために、図書館でお片付け本をいくつか借りてきました。図書館の片…
「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館 美術館へ定期的に行きます。美術館という建物自体も好きです。 年末、上野方面へ行く用事があり、足を伸ばして国立西洋美術館の「モネ 睡蓮のとき」展を観てきました。 平日金曜日でしたが、年内最終日だったからか、とて…
「こんまり流 今よりもっと人生がときめく77のヒント」近藤麻里恵著 こんまりさんの6作目にあたる本。 77の”あなたの人生が”今よりもっと”ときめくためのヒント”を1ページに凝縮されていて、サクッと読める構成です。 (大ベストセラーになった「人生が…
「「会社を辞めて幸せな人」が辞める前に考えていること」木下紫乃著 日経BPのメールマガジンで、本作の紹介がされていて、気になり読んでみました。 著者であるスナックママとの対談形式で、40代・50代のミドルエイジの男女それぞれが「会社を辞める」「会…
「最後のひと」松井久子著 先日読んだ「疼くひと」が面白かったので、本作も図書館で借りて読んでみました。 「疼くひと」では、SNSで出会った15歳年下の男性と主人公(70歳)の恋愛でしたが、本作は、86歳の元学者と主人公(75歳)との恋愛を描いたもの。 …
「正欲」 著者:朝井リョウ 朝井リョウさんの新刊「生殖記」が店頭に並んでいるのに興味を惹かれつつ、文庫化されてから読もうと、別の文庫本を購入しました。 朝井さんの本は初めてで、読むのに少し時間がかかりました。ある事件が起こる前の出来事を様々な…
神様の暇つぶし 千早茜 冬になると千早茜さんの小説を読みたくなります。「あの人を知らなかった日々にはもう戻れない」主人公の男に惹かれていく姿、男が主人公から得てしまいそうになったもの、周囲の人の言葉、ひとつひとつが心に残りました。 神様の暇つ…
くるみ割り人形 ジョージア国立バレエ バレエを長年習っていますクリスマスの時期になると様々なバレエ団で、くるみ割り人形が上演されています。 オケが入らない公演でしたが、オケピットがない分、ステージと近く、お顔や腕、背中、足の使い方がよく見えて…
愛のエネルギー家事 めぐるお金と幸せ 加茂谷真紀著 家事の合理的なやり方の本かな?と思って手に取りましたが、良い意味で期待を裏切る本でした。タイトルにある通り、著者の愛を受け取りました。もう一度、読み直してみたいと思える本です。 愛のエネルギ…
親不孝介護 距離を取るからうまくいく 山中浩之、川内潤著 強烈なタイトルですが、内容は逆で、尊重と思いやり、本当の意味での優しさが詰まった本でした。介護は撤退線であること、自分が全てしないと親孝行ではないという思い込み、目から鱗で、とても参考…
疼くひと 松井久子著 熟年の恋愛物語。描写がリアルですが、孤独と向き合うところなど共感できるところが多くありました。最後のひとも読んでみようと思います。 疼くひと (中公文庫) 作者:松井久子 中央公論新社 Amazon
【改訂版】お金の大学 本当の自由を手に入れる 両@学長著 改訂前のものも読みましたが、改めて読んでみてスマホ代やサブスクの固定費節約ができました。最新の動向が知れて良かったです。 【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学 作者:両@リベ大学長 …
Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる 近藤麻理恵、スコット・ソネンシェイン著 仕事に焦点を当てた、こんまり流片付け書。昨今注目されている限りある時間の使い方系の内容に重なるものですが、実体験豊富に記載されていて読みやすく真似したく…
新しい恋愛 高瀬隼子著 おいしいごはんが食べられますように の著者作品。視点が今時。5つの作品どれもひとつひとつの出来事に対して生まれる感情を客観的に丁寧に描いている。自分に向き合おうと思わせる作家さんです。 新しい恋愛 作者:高瀬隼子 講談社 A…
わたしたちの親不孝介護 「親孝行の呪い」から自由になろう 川内潤著 対談形式の介護体験談。表題のとおりの内容ではあるが、介護する人される人双方への思いやりからくるものであり、自らを勝手に辛くさせることのないよう意識づけられる本でした。 わたし…
遠い町できみは 高遠ちとせ著 新聞で紹介されていたので読んでみました。 親との関係で問題を抱える子どもたちの話ですが、サーフィンを共通項として、物語全体に希望の光を感じられました。良い作品を読ませていただきました。読後感とても良かったです。 …
部屋を片付けたら人生のミラーボールが輝きだした。平野ノラ著 こんまりさんの片付け学に参考書として紹介されていたので読んでみました。 自伝を元に写真が豊富でとても読みやすくわかりやすかったです。これからお部屋を片付けようとしている方は読むと片…
植物少女 朝比奈秋著 新聞に紹介されていたので読んでみました。芥川賞と三島賞受賞の作品。医師としての丁寧な文章で綴られていました。母と娘、とりまく人々の感情。近しい人を亡くしたときのことを思い出しました。 植物少女 作者:朝比奈 秋 朝日新聞出版…
ひきなみ (角川文庫) 作者:千早 茜 KADOKAWA Amazon ひきなみ 千早茜 書店で文庫本を見かけて、図書館で借りて読んでみました。千早茜さんの作品が好きで読みますが、本作は小中学生の章があるせいか、いつもの作品な感じと少し違うなと思いました。自分と違…
「苦役列車」西村賢太著 新聞で紹介されていたので図書館で借りて読んでみました。内容的に読みにくいかなと思いましたが、文章が読みやすくスルスルと読むことができました。様々な批評がありそうですが、主人公の心情をしっかり描写する作品が好きなので面…
「彼女は頭が悪いから」姫野カオルコ著 本屋の店頭で見かけて図書館で借りて読んでみました。実在した事件だったと知らず、重い展開に辛くなりながら読み切りました。独りよがり、想像力のなさ、利己主義そんな言葉を思い浮かべさせられました。自分が良けれ…
「かたづけ思考」こそ最強の問題解決 小松易著 こんまりさんと池上彰さんの「部屋も心も整う片付け学」に参考書として紹介されていたので図書館で借りてみました。 正直、2018年出版のものですが、コロナ前と今では働き方が変わってオンライン会議が増えてい…
「初夏ものがたり」山尾悠子著 酒井駒子絵 酒井駒子さんの絵が昔から好きで、挿絵に惹かれて読んでみました。1980年の作品で復刊されたそうです。初夏の湿度を含んだ空気感が物語全体に感じられ、普段読まない非現実的な幻想的ファンタジーで新鮮でした。駒…
なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 作者:三宅香帆 集英社 Amazon 「なぜ働いていると本が読めないのか」三宅香帆著 思っていた以上に勉強になる本でした。 明治から現代に至る読書と仕事の変遷をさまざまな本や論文から読み解いていました。…
起終点駅 (講談社文庫) 作者:桜木紫乃 講談社 Amazon 「起終点駅」桜木紫乃著 講談社文庫版を購入して読んでみました。短編が6つ。人生とは。生きることを考えさせられる作品ばかりでした。 軽くなく、重い内容だけど、読みやすく、主人公の心情に没入でき…
人生はどこでもドア リヨンの14日間 (幻冬舎文庫 い 72-5) 作者:稲垣えみ子 幻冬舎 Amazon 「人生はどこでもドア リヨンの14日間」稲垣えみ子著 50代の著者が2週間海外でふつうの暮らしをする日記エッセイ。言葉の通じないなかで、葛藤しながらも着実に現地…
Schoolgirl (文春e-book) 作者:九段 理江 文藝春秋 Amazon 「School girl」九段理江著 「東京同情塔」を図書館待ちの間、同じ作家さんの本作を借りて読んでみました。 重低音調の文章で、以前読んだ、今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」の文章を思い…
「 残酷すぎる幸せとお金の経済学 作者:佐藤 一磨 プレジデント社 Amazon 」佐藤一磨著 様々な統計データを用いて、幸せに影響する要因を明らかにした本。48.3才で人生のどん底に直面することに来るべき未来に自分を戒めました。印象的なのは、もともと健康…
ぜんぶ絵でわかる2建築設備 作者:飯野 秋成 エクスナレッジ Amazon 「ぜんぶ絵でわかる建築設備」飯野秋成著 仕事での設備系知識の補強のため、図書館で借りて読んでみました。 空気調和、給排水衛生、電気、消防、建物用途別の章立てで、片面もしくは見開き…
霧 (講談社文庫 さ 128-4) 作者:桜木 紫乃 講談社 Amazon 「霧」桜木紫乃著 本の背表紙の要約を読んで面白そうだったので購入して読んでみました。「根室海峡に三姉妹の愛と憎しみの華が咲く。」とありましたが、憎しみという感じはあまりしなく、主人公の心…