「じぶん時間を生きる」佐宗邦威 著
少し前に蔦屋書店で本書を見つけて、図書館で予約待ちをして、ようやく読むことができました。
私自身、ミニマリスト的思考に憧れ、やることリストよりもやらないことリストをつくることに日々取り組んでいます。あらゆる端末から情報がやって来て、意識して取捨選択しなければ、あっという間に時間が過ぎていきます。いかに生活に余白をつくり、頭を休めさせてあげるか、日々格闘しています。
本書では、私のように”余白時間のつくり方”に興味を持つ人にとって、お勧めの本です。著者が軽井沢に移住したことで、”じぶん時間を生きる”要素を見つけ、それを読者に実践に基づいたヒントを届けてくれます。
面白かった点を引用すると、「本当にやりたいことは、タスクの合間や、ふとしたときに湧き上がる。忙しいとその声を聞き逃す。」これはまさに納得。スケジュールに追われ、分刻みでタスクをこなすことで精一杯。他人時間を生きる現代人にとって、自分を主役に置くことの大切さが説かれます。
先日読んだ、四角大輔さんの「超ミニマル主義」でも”時間に極端なメリハリをつけて初めて、人生は豊かになる”とありました。「自分時間」を生きるとは、結局「自分の人生を生きる」ということだと思います。
本書は2023年6月に初版されています。そのため、コロナ禍を経てテレワーク主体や併用の視点で書かれています。現在は出社に回帰している企業が多かったり、テレワークは首都圏中心で進んでいたりなど、ちょっと今と状況違うんだよなと思う点もあります。とはいえ、状況は違えど、自分の時間を守り抜くためのヒントをわかりやすい文章で示してくれていて、理解しやすかったです。
好奇心を持ち続けられるよう、日常をどう設計しなおすか、挑戦していきたいと思います。
