年末の大掃除に読みたい!ミニマリストゆるりまいさんの「なんにもない暮らし」から学ぶ片付けの極意
「わたしのウチには、なんにもない。1〜4」 「なんにもない部屋の暮らしかた」 ゆるりまい著
年末が近づくと、スッキリ暮らしたくなる
気づけばもう年末。そろそろ大掃除の季節ですね。
普段から“ミニマリストな暮らし”を心がけている私にとって、モノが少ない分、掃除のハードルは低め。
家具をどかしたり、物を避けたりする必要がないだけで、掃除がぐっとラクになります。
それでも「せっかくだから、今年はもっと気持ちよく整えたい」と思い、
お片付け欲を刺激してくれる本を探しに図書館へ。
そこで再会したのが、ゆるりまいさんの『わたしのウチには、なんにもない。』シリーズでした。
「なんにもない部屋」は、心まで軽くなる
ゆるりまいさんの作品は、やさしいタッチのイラストと実体験にもとづくお話が魅力。
部屋が“なんにもない”状態になるまでの過程や、モノへの考え方、手放す勇気が描かれています。
特に印象に残ったのは、『わたしのウチには、なんにもない。4』で描かれたおばあさんの遺品整理。
片付けはモノの問題だけでなく、人の気持ちと深くつながっているのだと改めて感じました。
ミニマリストであっても、家族の持ち物に口を出すのは難しいもの。
ゆるりさんの「遺品整理は、亡くなった方と最も近い人の思いを尊重し、お手伝いに徹する」という姿勢が、心に残ります。
10年前の本なのに、今読んでも共感できる理由
このシリーズが刊行されたのは2013〜2015年。
ちょうどその頃の私は、物欲まっただ中でした。
服も雑貨も「もっと欲しい」と買い集め、部屋は散らかり放題。
そんな私がミニマルな暮らしに目覚めたのは、コロナ禍をきっかけに。
ゆるりまいさんの本を改めて読むと、10年以上前から“モノを減らして心を整える”という考えを実践していたことに驚きます。
流行ではなく、自分を見つめ直す暮らし方 として、今もなお共感できるのがこの本の魅力です。
お片付け本は「心のメンテナンス本」
文章だけでなく、イラストで描かれているからこそ、
「こんな部屋にしたい」というイメージが自然に浮かびます。
お片付け本というより、心を整える“暮らしのエッセイ”のよう。
読み終えた後は、部屋を片付けたくなる不思議な温かさが残ります。
モノを減らすことで、気持ちに余白が生まれ、
“なんにもないけど、満たされている” そんな感覚を思い出させてくれました。
小さな一歩から
年末のこの時期は、暮らしを見直す絶好のチャンス。
まずは引き出しひとつからでも、いらないモノを見直してみませんか?
ゆるりまいさんのように、
「手放すことは、心を軽くすること」だと感じながら、
私も今年は“クリーンで心地よい空間づくり”を楽しみたいと思います。




